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夏休みの英語、何をする?ワードサーチで1日10分の単語習慣

公開日 2026年9月22日

夏休みの英語ドリルには、決まった運命があります。七月に張り切って買い、最初の週に三ページ進み、八月の終わりにランドセルの底から、プールの塩素で波打った状態で発見される。子どものせいではありません。四十日間、毎日プリントというのは、夏に求めるには多すぎます。

求めてよいのは、十分です。一日十分、週に四日、一学期にすでに習った単語だけを使えば、九月にゼロからやり直さずに済みます。そしてワードサーチは、その十分にぴったりの形です。終わりがはっきりしていて、プールの後でも帰省先でも車の中でもでき、誰も丸つけをしなくてよい。この記事は、その六週間の計画です。

夏休みに単語が消える理由

長期休みの学力低下は「サマースライド」と呼ばれ、研究では計算や綴りなど、練習に依存する力ほど落ちやすいとされています。そして外国語の単語は、母語より速く消えます。日常の中で、その単語に触れる機会が何もないからです。

対策は、時間を増やすことではなく、一学期の単語に、短く、頻繁に触れること。三つの原則があります。

  • 一学期の単語だけ。新しい単語は入れない。夏は維持のためで、先取りのためではありません。
  • テーマごとに。動物の十語を一週間、食べ物の十語を次の週。一学期の全部を一回に詰めない。
  • 見直すのではなく、思い出す。ワードサーチでは子どもが単語を探しに行き、イラストをヒントにすれば探す前に思い出します。残るのはこちらです。

単語はどこから取るか

三つの出どころを、良い順に。

  1. 教科書。単元ごとに語句のページがあります。撮影するか書き写します。九月に先生が「知っているはず」とする、まさにその単語です。
  2. 連絡帳やプリントのリスト。一学期に週ごとのリストがあったなら、それが一学期分の整理済みリストです。
  3. テーマ別の内蔵リスト。どちらもなければ、学年・テーマ別の十語セットがどの教科書にも共通するテーマを押さえています。英検を控えているなら英検5級のテーマ別セットを。

六週間の計画

一週間に一テーマ、十分の回を四回。毎回、同じ十語で新しいマス目を作り、週の中でヒントを少しずつ難しくします。

テーマ(小4の例)
1動物単語を見せて単語を見せてイラストイラスト
2食べ物単語を見せてイラストイラスト意味
3学校のもの単語を見せてイラスト意味音声
4曜日と天気イラストイラスト意味音声
5色と形、数イラスト意味音声音声
6総復習:手こずった 15 語意味音声音声音声

六週間で 24 回、50 語あまりをそれぞれ四回見て、九月には「見覚えがある」ではなく「綴りが浮かぶ」状態で登校できます。帰省などで途切れる週があれば、第 5 週を削ってください。

ヒントを易しいものから難しいものへ並べるのには理由があります。単語を見せる回は単語の紹介(または思い出し)、イラストと意味の回は思い出す練習、音声の回は授業でこれから出会う形にいちばん近い。単語を隠すと記憶に残る理由に詳しく書きました。

八月まで続けるコツ

上の計画は、始めるのは簡単で、続けるのが難しい。第 6 週までたどり着く家庭に共通するのは:

  • 時間を決める。朝ごはんの後、プールの前。「時間ができたら」は夏には来ません。
  • テーマは子どもが選ぶ。一学期の単語の範囲で、どの週を動物にして、どの週を食べ物にするかは子どもに。選ばせることで協力が買えます。
  • 見える記録。冷蔵庫のカレンダーに一回ごとにシール、あるいはアプリの星と「覚えた単語」の数。連続記録は、大人が思う以上に子どもの動機になります。
  • ドリルと併用しない。ドリルも、となると、ワードサーチは「もうひとつの課題」になります。どちらかに。
  • 移動=ワードサーチ。帰省の新幹線や車の三時間は、文句なしに三回分です。出発前に何枚か印刷するか、アプリを入れておく。

第 3 週で崩れても、やめないで第 6 週に飛んでください。八月末の一週間の復習は、七月の罪悪感よりずっと価値があります。

年齢別の調整

  • 年長〜小1:8×8、横と縦だけ、五〜六語、夏じゅう単語を見せたまま、横にイラスト。目的は文字を見続けることで、思い出すことではありません。週三回で十分。
  • 小2〜小4:上の計画のまま、10×10 に斜めを加えて。
  • 小5〜小6:12×12 に逆向きも加え、第 2 週から意味か音声のヒントに。教科としての英語で「書き写す」力が問われる学年なので、第 6 週には手こずった単語を一回ずつノートに書き写す回を足してください。背景は小5・小6から英語が教科になる話で。

年齢ごとの正しいマス目と方向は、年齢別の難易度ガイドにまとめています。

よくある質問

夏休みに英語はどのくらい忘れますか?

子どもと過ごし方によりますが、長期休みの学力低下の研究では、練習に依存する力(綴り、計算)で一〜二か月分の学習が失われるとされています。家で使わない外国語では、直近に習った単語が最初に消えます。一日十分で、ほぼ防げます。

夏休みのドリルとワードサーチ、どちらがいいですか?

八月末まで本当に続くほうです。ドリルは文法・読解・書くことまで広く扱いますが、多くの家庭で二週目に止まります。ワードサーチは単語と綴りしか扱いませんが、続きます。ドリルを最後までやれる子はドリルを、そうでなければこの計画を。

夏休みの英語は一日何分が適当ですか?

十分を週四日。同じ単語で十五分以上続けても効果は増えず、日曜に長く一回やっても短い四回の代わりにはなりません。長さより頻度です。

一学期の単語ではなく、新しい単語を使ってもいいですか?

おすすめしません。新しい単語は誰かが紹介して説明する必要があり、夏休みにはその人がいないことが多い。一学期の単語はすでに学んでいるので、維持するだけで済みます。子どもが飽きたら、単語を変えるのではなくヒントを難しくしてください。

子どもが夏休みに英語を一切やりたがりません。

週二回、単語を見せたワードサーチ一枚から。復習ではなく遊びに見える五分です。文句なしにできるようになったら三回目を足します。プリントを全部拒む子への別の入り口は、練習を遊びに変える 7 つの方法にあります。

冬休みや春休みにも使えますか?

短縮版で使えます。二週間、一週間に一テーマ、四回ずつ。学期と学期の間に単語が抜けるのを防ぐには、むしろこの短い版のほうが効きます。年末年始は、二学期に手こずった単語の復習を一週間だけで十分です。


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